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2013年7月

19期スタディコース 基礎第10回

7月2日(火) 

○○ 午前 ○○

『クラフト加工実習1-ドライフラワー、押し花、フラワーアレンジメント』

講師:田渕 清美(アトリエclover,JHTS園芸療法コーディネーター、スタディコーススタッフ)

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園芸療法のプログラムは植物の育ちの力を借りています。

種を蒔き、苗を植え、世話をする。

その成長に手をかけ、見守り、変化に一喜一憂し、

食せるものは、その実りをいただき、そうでないものも、その大切な命を最後まで楽しむ

工夫をします。

花を摘んで小さなカップに活けるだけでも充分なプログラムになりますし、

押し花やドライフラワーにして楽しむ方法もあります。

本日の午前中は、わたくし田渕がクラフト実習の講義を担当させていただき、

植物を加工してクラフト作業に利用するためのちょっとしたコツや

知っておくと便利な道具などをご紹介しながら、

ドライフラワー、押し花、フラワーアレンジメント

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この3つのクラフト作品づくりを皆さんに挑戦していただきました。

実際のプログラムに応用できるような、

少ない材料やシンプルな素材で、短時間で製作できるものを準備しました。

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また、私自身の実践経験の中で得たことや失敗談などもお話させていただきました。

今後の皆さんの参考にしていただけたらうれしいです。

見事な作品たち。

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展覧会のように名前を付けてならべてみました(^^)。

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○○ 午後 ○○

『園芸療法概論6-記録の書き方・評価の仕方・夏休みの課題説明』

講師:萩原 達也先生(社会福祉法人開く会 共働舎 施設長)

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園芸療法を実践していくうえでベースとなるのが

対象者のアセスメントに基づくプログラムの立案ですが、

より良い活動を継続していくために必要不可欠なものが

記録をすること、評価をすること。

実施した内容、対象者の反応や様子をきちんと記録し、

振り返り、評価し再検討して次のプログラムへ反映させる・・・

この繰り返しで、すこしずつ目標や目的達成へ近づいてゆきます。

わかっちゃ~いるけど・・・と頭を抱えている実践者の皆さまも多いのでは??

本日の萩原先生の講義では、

叙述体、逐語体、要約体、説明体 などの記録の記述の方法や、

評価軸はどこか?何を評価するのか?誰が評価するのか? などなど、

具体的なお話をたくさんしていただきました。

スタディコースも実習が始まっており、

スタディ生の皆さんも記録・評価に直面し奮闘しています。

課題はたくさんありますが、

ひとつひとつ頑張って習得していってくださいね。

記:田渕

19期スタディコース 基礎第9回

2013年6月25日(火)

○○ 午 前 ○○

『園芸実習7-栄養繁殖(挿し木、株分け)

講師 : 山 浩美先生

     (㈲山×高瀬計画室代表取締役社長・恵泉女学園大学非常勤講師・当会顧問)

ベルガーデンの桜の木の下で講義が始まって間もなく・・・

ポツポツ雨が・・あっという間にゲリラ豪雨に

大慌てで避難!

室内実習となりました。

挿し木(芽)

①挿し穂作り

   今年伸びた枝を切り、(切り口はスパッと)

   葉を2~3枚残して下の葉を取り除き、吸水させます。

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②穴をあけたペットボトルに、バーミキュライトと赤玉小粒を半々にして入れ、

  さし床を作り、用土に割り箸で穴をあけ、挿します。

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雨が上がった畑で・・・

ミニトマトの芽かきをしました。

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○○ 午 後 ○○

「園芸療法概論5-ロールプレイ(障がい体験を兼ねた植物栽培)」

講師:澤田 みどり先生

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利き手はひじを包帯で縛り、反対の手には軍手を2枚はめての細かい作業、

アイマスクをつけて視覚障害の体験をしながらの作業、

認知症のふりをしてセラピストを困らせてみたり、

・・・などなど、何らかの困難を持った人たちのキモチになる。

目線になる。

どんなことが出来て、どんなことが困難で、

植物に触れ人に触れるとどんな気持ちになるのかな?

疑似体験ではありますが、毎年ロールプレイを行っています。

スタディ生もたくさんの発見があったようです。

作業自体は本日の午前中に教わった挿し木なので、

セラピストも上手に作業の説明をできていましたね。

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今日の発見を、今後のアセスメントやプログラム作りに役立ててくださいね。

記:田渕

19期スタディコース 基礎第8回

2013年6月18日(火)

○○ 午前 ○○

「園芸実習6-ハーブ栽培とその利用」

講師:鈴木 悦子先生

    (ジャパンハーブソサエティ理事東京支部長・NPO日本コミュニティガーデン理事・

     当会理事)

たくさんの種類のハーブの特徴や利用方法などをひとつひとつ説明していただきながら、

ハーブの押し花標本を作成しました。

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お料理に適したハーブ、お茶に向いているハーブ、

ポプリなどにして香りを楽しむハーブ ・・・

本当にハーブは奥が深くて興味が尽きませんね。

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中でもたくさんの種類があるミント。

その昔、日本でしか栽培できなかった「和ハッカ」は

世界に向けて輸出されていたそうです。

また、ラベンダーと言えば北海道の富良野が名所ですが、

あのステキな景色のルーツになったお話も、たいへん楽しいエピソードでした。

園芸療法の現場では必ずと言っても良いくらいに、

どこでも何かしらのハーブを栽培していると思います。

嗅覚を刺激するハーブたちは、

人と人とがコミュニケーションを図るうえでとっても有効な植物です。
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上手に利用して楽しいプログラムに繋げていきたいですね。

○○ 午後 ○○

「園芸療法概論4ー道具の工夫と環境整備」

講師:深町 康志先生(㈲タカ・グリーンフィールズ代表取締役

                ・当会理事・JHTS園芸療法コーディネーター)

園芸療法の実践において最も大切で忘れてはならないこと、

それは「人が主役」であること。

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植物の知識ばかりを増やしてもダメ。

その植物を上手に利用して「主役」の目的・目標が達成されなければなりません。

そのためには、植物の持つ特徴を充分に発揮できる環境を整える必要もありますが、

まずは「主役」が安全で有意義に過ごせる環境である必要があります。

しっかりとアセスメントして、

その人にあった道具や環境の工夫、整備を行いましょう。

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深町先生には、海外で利用されている便利な道具や手作りの道具、

工夫を凝らしたガーデンづくりの事例などをたくさんご紹介していただきました。

また、スタディ1期生の先輩でもある深町さんの実践のお話や、

JHTSで取り組んでいる東北支援プロジェクト、

長野県の病院の屋上ガーデンの改修プロジェクトのお話

などなど・・・盛りだくさんの内容でした。

記:田渕

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